中古車販売大手ネクステージが業績予想を下方修正「当社グループのイメージを低下させるような一連の報道の影響」

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　中古車販売大手のネクステージは２日、２０２３年１１月期連結決算の業績予想を下方修正した。売上高は１月時点の予想より４００億円少ない４６００億円（前期比１０・０％増）、最終利益は４６億円少ない１２６億円（同９・３％減）と見込んだ。

　業績予想引き下げの理由について、ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で中古車業界への懸念が高まったことを挙げたほか、「当社グループのイメージを低下させるような一連の報道の影響」と説明した。ネクステージの最終利益が減益となった場合、１４年１１月期以来、９年ぶりとなる。

　ネクステージは９月１日、複数の従業員が友人名義などで自動車の保険契約を捏造していたと公表していた。９月の来店客数は想定を下回り、１０、１１月も同様の状況が続くとみているという。

　ネクステージは保険契約の捏造問題を受け、社長だった浜脇浩次氏が辞任し、創業者の広田靖治氏が社長と会長を兼務している。

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