1 : みつを ★ 2018/11/17(土) 03:06:27.91 ID:CAP_USER9.net
http://www.afpbb.com/articles/-/3197940?cx_part=latest
世界初、人の尿かられんが作製 南ア大学
南アフリカにある大学の研究チームが開発に成功したのは、人の尿を使った「れんが」。環境に優しい建築資材の探求における最新の革新的成果の一つだ。
この種のものとしては世界初となるこの「バイオれんが」の開発をめぐっては、粘土やコンクリートでできた一般的なれんがに代わる持続可能な代替物へとつながることが期待されている。
試作品のバイオれんがは、貝殻の自然形成に類似した方法で尿から「成長」させた。れんがの形成には6~8日かかる。
この画期的な発明を考案したのは、南ア・ケープタウン大学(UCT)の学生2人と講師1人からなる研究チームだ。
バイオれんがを作るには、尿と砂とバクテリアを混ぜ合わせ、「微生物炭酸塩沈殿」として知られる自然作用を利用する。
これまでのところ、れんがを1個作るのに最大で30リットルの尿が必要となる。研究で用いた尿は、大学の男子学生らから専用の小便器を通じて提供されたものだ。
■臭いはない
UCTの土木工学修士学生のスザンヌ・ランバート(Suzanne Lambert)氏は、「この製法はサンゴが形成される方法を再現しており、この自然作用でセメントが生成される」と説明した。
バイオれんがは、ウレアーゼと呼ばれる酵素を生成するバクテリアを混合した砂から「成長」させる。ウレアーゼは尿に含まれる尿素と反応し、砂と結合するセメントに似た化合物を生成する。
この生成物は、どのような形状にも成形でき、常温で乾燥する。そのため窯が不要で、温室効果ガスは排出されない。また、バイオれんがに尿臭はない。2~3日乾燥させると強いアンモニア臭は消えるという。
米国ではすでに、バイオれんがの製造が進められているが、これには合成尿が使われている。バイオれんがに自然のままの人の尿を使用したのは、今回の研究が初めてだ。
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1542391587/