https://www.jprime.jp/articles/-/15792

　今年1月、香川県警高松西署は、同県高松市に住むパート従業員・長尾里佳被告（23）を、福岡県から呼び寄せた小学6年の男児（当時12）と自宅で強制性交した疑いで逮捕した。

（略）

　「被告は初犯なので、おそらく執行猶予付きの有罪判決になると思われますが、裁判が終わったら、関西の専門医療施設に入る見込みです。薬物投与とカウンセリングでショタコン治療を行う方向です」

　当該施設へ取材を申し込むと、個人情報を理由に拒否された。

長尾被告

健康な人の便を患者に投与する便微生物移植(FMT)という治療法は、患者の腸内細菌のバランスを整えることで難病の治療効果が期待できるというもの。そんなFMT治療を受けた患者が、「致命的な細菌」まで移植されてしまったことで死亡するという事例が発生しました。

FMTはクロストリディウム・ディフィシル感染症という、重度の下痢を引き起こして患者の
命を脅かす感染症に有効であることが知られています。健康な人の中には多くの難病を治療する効果を持つ、「癒やしのうんこ」を持つ人がいるそうです。

ところがアメリカ食品医薬品局(FDA)は2019年6月13日、「FMTを受けた患者が危険な細菌まで移植されてしまい、感染症によって患者が死亡する事例が発生した」と発表。
FMTには危険が伴うと警鐘を鳴らしています。

今回の事例では、免疫系が弱った患者2人に対してFMTが実施されたところ、患者はESBL産生菌という「スーパーバグ」が引き起こす感染症にかかってしまったとのこと。スーパーバグとは変異を起こして抗生物質に耐性を持つようになった細菌のことで、ESBL産生菌は抗生物質を分解する酵素を産生するスーパーバグです。

そして感染症が重症化し、2人のうち1人が死亡という事態に発展。
FMTに使用された便を分析したところ、ドナーがESBL産生菌を保持していたことが判明しました。
今回の事例では、ドナーの便は事前にESBL産生菌についてのスクリーニングが行われておらず、致命的な細菌が免疫系の弱った患者に移植されてしまったとFDAは述べています。

https://gigazine.net/news/20190617-poop-transplants-transmit-deadly-superbugs/