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集英社で人気漫画作品「ドラゴンボール」の担当者を長年務めた敏腕編集者が8月末で同社を退社し、自ら立ち上げた会社で同作に関わるビジネスを行う意向であることが「 週刊文春 」の取材でわかった。
集英社の週刊漫画誌「週刊少年ジャンプ」で鳥山明氏による「ドラゴンボール」の連載が始まったのは1984年のこと。
現在までの累計発行部数は約2億6000万部。世代を超えて愛される作品となった。
映像化も幾度となくされており、1986年のテレビアニメ放送以来、5つのアニメシリーズに加え、21作の映画が制作されてきた。昨年公開された映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は世界興行収入130億円以上の大ヒットを記録している。
さらに近年で特筆すべきはゲームだ。
「2015年にリリースされたスマホゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は世界的に大ヒット。総ダウンロード数は7600万を突破し、世界での累計売上は4800億円超。また、ゲームセンター向けに展開されるカードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』は2020年に累計カード発行枚数10億枚を突破しています」(経済紙記者)
2019年の米紙「サンフランシスコ・クロニクル」の試算によると、漫画・映像・ゲームなどドラゴンボールブランドがこれまでに叩き出した総売上は230億ドル(約3兆3600億円:現時点でのレート)に上るという。
そんな同作を巡り、今、集英社が揺れている。
8月末で同社を退社する敏腕編集者は伊能昭夫(いよく・あきお)氏。
今年5月、伊能氏は自身を代表取締役とする会社を設立する。その名も「カプセルコーポレーション・トーキョー」。
伊能氏らは一体どんなビジネスを展開するつもりなのか。別の集英社の現役社員が明かす。
「『ドラゴンボール』の漫画の版権は集英社に残り、ゲームや映像関係の業務がカプセル社に移るようだ、と言われています。とはいえ、集英社としてもこんなビッグコンテンツから絶対に手を引くわけにはいかない。お互いにどこまで関わるのか現在も交渉が続いているようです」
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