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4億年前の巨大キノコ、内部構造と成分を分析したら「植物でも菌でもない何か」だった


約4億年前の地球に、高さ8メートルにもなる巨大な塔のような生物がにょきにょきと立っていました。

化石から「プロトタキシテス」と名付けられたこの生物は、数千万年にわたって陸上最大級の生き物だったと考えられ、長いあいだ巨大キノコ(菌類の仲間)だと考えられてきました。

化石には、当時の節足動物がかじった跡も残っていています。

しかしイギリスのエディンバラ大学(University of Edinburgh)で行われた研究によって、プロトタキシテスの体内構造や化学成分が現生のキノコ類とは根本的に異なることが分かってきました。

もちろん動物や植物の特徴にも当てはまりません。

そのため研究チームは、この塔は現在のどの生物とも縁がない、すでに絶滅した独立の多細胞生物の1つだったと考えられると結論づけています。

生命が一度だけ試して今は消えてしまったこの“別ルート巨大化”の塔は、いったいどのような仕組みで栄養の乏しい原始の大地に立ち続けていたのでしょうか?

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